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Pet column ペットコラム

ブラッシングの頻度やメリットについて

静電気などが原因でもつれができやすくなり、もつれができることによって皮膚の通気性が悪くなり、これが原因により皮膚病になってしまうこともあります。

ブラッシングは見た目を整えるだけではなく、さまざまなメリットがあり季節に限らず行う必要があります。

しかし、ブラッシングのやりすぎは逆に皮膚にダメージを与えてしまう場合もあるため、適正な頻度で行なってあげることが大切です。


ブラッシングを行う頻度

犬の場合

短毛種、長毛種に関係なく1日1回5分以内のブラッシングが理想的です。
一度に全部を行うのが難しい場合は、次の日にできなかった部分をするなど、なるべくストレスをかけないように行いましょう!
また、その子によっては嫌がってブラッシングをさせてくれない場合もあると思いますので、無理に行う必要はありません。

猫の場合

猫は自分で毛づくろいを行いますが、体のすべてを綺麗にできているわけではなく、大量の毛が舐めることで体内に入ってしまうと吐く原因になります。
短毛種の猫のブラッシング目安は1週間に2〜3回、長毛種の場合は1日1回程度で犬と同じく時間は5分以内にしましょう。

 

ブラッシングによる主なメリット

・皮膚のマッサージ作用
・できものや掻き傷など、皮膚の異常に早期に気づくことができる
・コミュニケーションの向上

愛犬・愛猫とのコミュニケーションの時間にもなり、抜け毛対策やブラッシングの際に体をチェックすることで病気の早期発見にも繋がります。

「皮膚に赤みやフケ脱毛なとがないか?」「しこりなどができていないか?」毎日見ているからこそ分かる変化もあります。
何か異変を見つけた際は早めに病院を受診するようにしましょう。

 

ブラッシング道具のご紹介

スリッカーブラシ

くの字型の針金がびっしりとついたブラシ。換毛期における犬の毛すき・もつれや毛玉をほぐすために使用し、長毛種・短毛腫・ワイヤー種を問わず使用できます。
針金を使っているので力の加減によっては動物の皮膚を傷つけてしまうことがあるのでまずは自分の腕などでブラッシングの強さを確認しましょう!軽く握るのがコツ!

ピンブラシ

ゴムの土台の先に、先端が丸まったピンがびっしりついています。皮膚を傷つけずに被毛のお手入れができます。

ラバーブラシ

柔らかいゴム製で、抜け毛やほこりの除去に使用します。皮膚に対するマッサージ効果もあります。これは、短毛種や抜け毛が多い子に使用します。

コーム

ブラッシングをした後に、もつれやブラッシングで取り損ねた毛がないか確認するために使用します。

 

※毛玉を見つけた場合、無理に引っ張ったりせず、もつれの根元を指でほぐして毛先から根元にむかって少しずつ、もつれをといていきましょう!
被毛をきれいに伸ばしたい場合は、こまめなブラッシングが必要になります!

 

最後に

月1回程度定期的にシャンプーやトリミングをしていただければ、犬種にもよりますが毛玉はほとんどできません。
もつれがひどくブラッシングでは取れない場合や、嫌がる場合は無理にやろうとせずお気軽にご相談ください!

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