長毛種の本当は怖い!もつれのお話
暑い日も続き、涼しいお部屋で過ごす時間の増えてくるこんな季節。
わんちゃん、ねこちゃんとのスキンシップもたくさん取れますね(^^)
そんな時、、、何か毛の塊のようなものを触ったことはないでしょうか??
そうです。その毛の塊は、もつれです!!!
今回は長毛種の本当は怖い!もつれのお話をご紹介いたします!
もつれが出来てしまう原因
まずワンちゃん、ネコちゃんの毛の特徴から見ていきましょう!
人間よりも細くやわらかく、さらに密なのが特徴です。そんな毛は、摩擦に弱くまたホコリなどの汚れもつきやすく繊細なのです。
たとえば歩行をする際、脇や股がこすれ摩擦が生じ、もつれの原因となります。また、お洋服やハーネス、首輪の過度な着用ももつれの原因となる場合があります!
なぜ、もつれがいけないのか?
もつれのレベルを3つに分けてご紹介いたします!
レベル1 ほぐしてとける程度のもつれ
もつれの初期段階といえる状態です。
ブラシを使い、少しの時間でとくことの出来るもつれです。
ひどくなる前に!この段階で出来るだけとってあげましょう。
レベル2 毛の塊が出来ている
ブラッシングをしても取れますが少し時間がかかってしまったり、といた後に皮膚が赤くなってしまうこともあります。
トリミングサロンではハサミを使いながらほぐしていくことが多いです。
無理に引っ張らずに少しずつといていきましょう。
レベル3 フェルト状になった毛が皮膚を覆いバリカン以外での美容が困難
ブラシをいれる事も困難な状況!
ここまでの状態になると、バリカンで一度リセットする必要があります。
場合によっては、フェルト状の毛が皮膚を引っ張り、炎症や脱毛してしまっていることもあります。
このように、もつれはひどくなればなるほど、皮膚への負担が大きくなっていきます。
もつれた毛に皮膚が引っ張られ、痛みも生じます。
最悪、もつれた部分が壊死して切断をせざるを得ない状況に...なんてことも聞いたことがあります。
そんな最悪な状態を防ぐ為に、定期的にブラッシングやプロによるトリミングを行いましょう!
また、とくことが困難なもつれは無理に引っ張ったりせずにトリミングサロンで適切な施術を受けましょう。
ブラッシング方法や、道具選びに悩まれた際はお気軽にご相談ください♪