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Pet column ペットコラム

犬も食べられる春が旬の食べ物

外出自粛の影響で食欲低下、運動不足になっているワンちゃんも多いと思います。

この機会に、手作りご飯に挑戦してワンちゃんと楽しいお家時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?


にんじん

実は春が最も美味しい季節と言われているにんじんには、βカロテンと呼ばれる栄養素が多く含まれています。

βカロテンは体内に入るとビタミンAに変換するのでこの働きにより、免疫力が高まるのはもちろん、皮膚の状態を健康に保つ効果が期待できます。また、視力が低下するシニア期に入ったワンちゃんなどの、夜間の視力を維持する効果も期待できます♪

≪にんじんの選び方≫
・全体的に赤みが濃く鮮やかで、表面がなめらかなもの
・茎の切り口の輪の部分が小さいもの
・切り口が茶色に変色していないもの

パセリ

春野菜の1つであるパセリには、ビタミンCやβカロテン、鉄分、食物繊維など、実に多くの栄養素が含まれており、鉄分に関してはほうれん草の約4倍とも言われています。貧血気味のワンちゃんにオススメです♪

また、パセリには殺菌効果があるため、口臭を軽減してくれる効果も期待できるので口臭が気になるワンちゃんにもオススメです!

≪パセリの選び方≫
・葉に光沢、ツヤがあり、濃い緑色をしているもの
・葉が黄色っぽく変色していたり、乾燥していないもの
・切り口がみずみずしく、茎や葉に張りがあり、葉先までシャキッと弾力があるもの
・葉が密集していて、柔らかく、細かく縮れているもの

菜の花

菜の花にはβカロテン、ビタミンA、ビタミンCだけでなく、ビタミンB1、B2が多く含まれています!ビタミンB1は糖質を分解しエネルギーに変換するのに不可欠なビタミンであり、ビタミンB2には糖質・脂質の代謝を促進する働きがあります。

ちなみに、水溶性のシュウ酸が含まれていますが、茹でることによりその量を減らすことができる為、生ではなく必ず茹でたものを与えましょう!
食物繊維も豊富に含まれているため、消化不良にならないよう細かく刻んでから与えるのがオススメです♪

≪菜の花の選び方≫
・花が咲いておらず、蕾が密集していて、そろっているもの
・葉や茎が柔らかく、切り口がみずみずしいもの
・束ねてある場合は、葉も茎も詰まったもの

いちご

いちごには多くのビタミンCが含まれており、カリウム塩分などの排出を促してくれるカリウムも含まれているため適度に摂取をすると健康に良い食べ物となります♪

ここで注意して頂きたいのが中毒症状(嘔吐、下痢、けいれんなど)が表れ、症状が酷いと最悪の場合は死に至ることもあると言われているキシリトールです。
キシリトールは危険ですが、キシリトール入りのガムやタブレットの誤飲がほとんどで、キシリトール入りのガムやタブレットは成分のほとんどが「キシリトール」で出来ている為、危険と言われています。

いちごにはそれほどの症状が現れるほどのキシリトールは含まれていないので、与えすぎには注意しましょう!与える際は消化不良の原因となりますので、へたは取るようにしましょう♪

≪いちごの選び方≫
・色の濃淡に関わらず、鮮やかでムラがなく、光沢があり、ツブツブが立っているもの
・表面に傷がないもの
・ヘタの周辺が白くなっていないもの
・ヘタの緑が濃くて元気に張って反り返っているもの

アレルギー症状には要注意!

野菜や果物をはじめてあたえる場合は、ごく少量からはじめてください。
ごくまれに早食いの吐き戻しとは別の嘔吐や食べ過ぎてゆるくなるのとは別の下痢、湿疹、腫れ、目の充血などのアレルギー反応をおこす場合があります。このような症状が現れたら病院ですぐに診察してもらいましょう!

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