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Pet column ペットコラム

猫がかかりやすい病気

もふもふな毛並み、ツンデレな性格やおっとりとした性格でとっても愛くるしい顔立ちのネコちゃん。わんちゃん同様ネコちゃんも私たちのとっても大切な家族の一員です。

そんな大切なネコちゃんがもし病気にかかってしまったらあなたはどうしますか???

今回は、猫がかかりやすい病気を少しですが紹介します!!!


犬と共に猫がかかりやすい病気の1番は【下痢】です。
下痢にもいくつか原因があり...

・ストレスが関係して起こった下痢
・異物を飲み込んでしまった場合に起こった下痢
・フードが身体に合わなかった場合に起こった下痢
・感染症による下痢

猫が下痢になってしまった場合、便はすぐに捨てずに病院にもって行き便検査をしましょう!!
また、引越し等の環境の変化によって下痢をしてしまう猫ちゃんもいます。

難しいことではありますが部屋を分けるなどの一工夫をしてあげましょう。

 

その次は【皮膚炎】です。
猫の皮膚炎の原因として…

・かゆみを伴い脱毛がおこる皮膚糸状菌症
・耳の中に茶色の耳垢が見られ痒がっているような症状のミミヒゼンダニ

がよくあげられます。

これらの治療方法として…
脱毛してしまっている場合は塗り薬を塗ってあげ、薬用のシャンプーで皮膚を清潔に保って上げましょう!!
耳垢がたまってしまっている場合はまず外耳道を清潔にして耳垢を取り除きます。そして点耳薬を塗ってあげましょう。

これらは定期的に耳の洗浄をすることで予防がきます。お家での洗浄が難しい場合は近くの病院でも洗浄することが出来ますので定期的に洗浄をして清潔に保ってあげましょう!!

その他にも【猫風邪】や【腎不全】があります。

 

【猫風邪】とは…

猫風邪はくしゃみや発熱、鼻汁がたくさん出たり、目やに・よだれ、結膜の充血が見られます。元気消失、食欲不振に陥るケースもあります。

症状がわかりやすいため、早期に治療すれば問題は無いのですが、重症化すると後遺症をきたし、さらには死を招くこともあるため日ごろからの注意が必要です。

もし、猫風邪になってしまった場合は部屋の換気や湿度管理などをしっかりとしてください。
多頭飼いの場合、猫風邪が疑われる子がいた場合はウイルスが飛び散らないように隔離を行うことが望ましいでしょう。予防としては定期的にワクチン接種が必要となります。

【腎不全】とは…

腎不全といっても急性と慢性によって症状が異なります。
急性の腎不全は、心臓の病気がある場合は特に注意が必要です。食欲が落ち、飲水量が減ってきます。また、排尿の量も減ります。

慢性の腎不全とは、加齢に伴う腎機能の低下が原因です。初期症状が現れにくい為早期の発見が難しいです。しかし飲水量が極端に増えて排尿の量も増えます。

 

今回は少しですが猫がかかりやすい病気について紹介いたしました。

これらは全て日ごろからワクチンはもちろん、ノミ・ダニ等の予防などもしておくことが大切です。

ネコちゃんが健康な状態を維持するためには、獣医師が最善の治療をすることはもちろんですが、私たち飼い主がネコちゃんの異変を察知することが必要です。

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