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Pet column ペットコラム

冬に注意したい・多い病気

冬の寒さと乾燥は、人間と同じように犬猫にも様々な病気の原因を与える気候でもあります。

冬にかかりやすい病気・注意すべきことをご紹介いたします!


泌尿器系の疾患 (尿路結石・膀胱炎)

寒くなるとあまりお散歩などにもいかず運動量も減るので、水分を取る量が夏に比べると減ってしまいます。

水分を取る量が減ると尿の濃度が濃くなり、尿の中でミネラルが固まり結晶化してしまい、それが尿道に詰まったりすると、尿路結石や膀胱炎になってしまう恐れがあります。

 

関節などの疾患

人間も寒いと関節が痛くなるように、犬猫も同じ症状があらわれることがあります。

特に老犬に多くみられるのは、痛みを伴う骨関節炎です。
寒さで体が硬くなっている状態で急に運動をしてしまうと関節炎を発症しやすくなります。
老犬以外でも肥満気味の子は要注意です!

冬に運動不足、食べ過ぎなどで体重が増えやすくなりますので、気にかけてあげましょう!

 

心臓、循環器系の疾患

冬は部屋の温度と外の温度差が大きかったり、急に冷え込んできた朝晩は、心臓に負担がかかり咳が出る場合があります。しつこく出るようなら、心臓の病気が疑われます。

気温の温度差で血管の収縮や血圧の変化が大きくなり、その瞬間に脳梗塞や心筋梗塞を起こす犬もいます。

その他にも半年以内くらいの期間に、体重が1割以上減った時にも、心臓を病んでいる可能性がありますので、こまめに体重を計ってあげることが大切です!

 

伝染病の疾患(ジステンパー・パルボウイルスなど)

冬はさまざまのウィルスが活発になる時期です!
子犬や予防接種をしていない子は特に気を付けなければなりません。

特徴としては、ジステンパーは急に元気がなくなり、高熱が出て下痢をする場合、パルボウイルスは激しく嘔吐して血便する場合は感染の可能性があります。

ペットホテルやドッグラン感染率が高くなるので、ワクチン接種を義務付けているところをおすすめします!

 

私たち飼い主が愛犬・愛猫の一番近くにいる存在なので、体調の変化に気づいてあげることが大切です!一緒にこの寒い冬を乗り越えていきましょう!

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