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Pet column ペットコラム

愛犬のフケの原因と対策

フケはどうしてできるの…?

基本的にフケは動物なら出てきて当たり前のものです。
フケはいらなくなった角質細胞が角質変となって剥がれ落ちたもので、日頃どんなにケアをしていても角質細胞は落ちていくので、必ずフケは出てきます。

正常な場合、はがれ落ちたフケは細胞が小さすぎて目に見えませんが、皮膚コンディションが病的に悪化すると、角質細胞が重なってはがれ、フケが目立つようになります。


フケの原因は大きく分けて3

①炎症によって発生するフケ(脂漏性皮膚炎など)

②乾燥によるフケ(アトピー製皮膚炎)

③上記2つとは関係なく起きる炎症の病気や感染症

 

対策について

①の場合

発症にはいくつかの原因があるとされていますが、特にカビの仲間が原因となることが多くあります。
その中でもマラセチア(常に皮膚に存在している種類)が、過剰な皮脂分で増殖し、フケや痒みを起こしています。
まずは皮膚を適度に洗浄することが重要です。

 

②の場合

シャンプーの回数が多いことや一度に使用するシャンプー剤の量が多すぎることで皮膚が乾燥するためにフケがでます。
必要以上に脂を除去しすぎない、洗浄力がマイルドなシャンプー剤を使う。
保湿剤により、角層水分量を適切に保つなどで対策ができます。

 

③の場合

歩くフケならツメダニの可能性があります。
そのほかにも不適切な食事や不十分な水分によってフケが増えることもありますので、生活環境にも気をつけましょう!

 

さいごに…

犬のフケは通常でも出るものですが、大量に出る場合や脱毛などを伴う場合は、体に異常が起きていることもあります。
日ごろから愛犬の体をよく観察し、おかしいなと感じたらお気軽にご相談ください☆

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